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2019年 06月 13日
みんぱく散歩
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SONY RX100 III

バリ島のバロンという獅子(?)の仮面である。
その昔、バリ島で、これを付けて踊るバロンダンスというのを見たことがある(これ)けど、おそらく日本の獅子舞とルーツは同じであろう。
文化は伝播するものとはいえ、遠く離れた違う国で同じようなことをやっているのは実に面白い。もちろん、獅子舞に限った話ではないけども。

ちなみに、遠く離れたところで同じことをやっているといえば、「アシモフの雑学コレクション」という本によると(ずいぶん昔の本だけど)、
「あやとりは、世界各地で楽しまれている。民族学者にとっての、なぞだ。ニュージーランドのマオリ族、北米インディアン、エスキモー、アフリカ人など、交流がないのに、両手の間のひもで、まったく同じ形を作るのだ。」
だそうである。



by tajiri8jp | 2019-06-13 18:43 | SONY RX100 III | Comments(0)
2019年 06月 09日
みんぱく散歩
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OLYMPUS PEN-F OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6

沖縄文化とアイヌ文化には非常に共通するものが認められる。つまり日本の基層文化は弥生以前の縄文文化、すなわち狩猟採集文化ではないか。とすればこの狩猟採集文化は日本のなかで沖縄とアイヌの文化にもっとも多く残されているのではないか。
(中略)
日本文化を知るには沖縄文化とアイヌ文化を知らねばなりません。そして、それは古い人類の文化をその中に含んでいるのです。
(梅原猛著「基層文化としての沖縄文化」より)

アイヌと沖縄の人が遺伝子的にも近いというのは最近、話題になったことである。
学生時代、初めて訪れた北海道でアイヌの文化に関する展示を見たとき、なぜだか妙に得体のしれない懐かしさを覚えてしまったことがあり、それはもしかすると自分の中にわずかに受け継がれたアイヌ、もしくは縄文の遺伝子のせいだろうか。と、思ったことがあるのだけど、鏡に映る自分の顔を見ると、どうやらそれはただの気のせいだということがわかるのであった。

関連する話はこちら



by tajiri8jp | 2019-06-09 20:24 | OLYMPUS PEN-F | Comments(0)
2019年 05月 23日
京都散歩
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BESSA L SUPER-WIDE HELIAR 15mm F4.5

古風な築地べいがながながと続いた景観は、捨てがたい味わいのあるものである。京都や奈良の風情には寺々の築地べいに助長されているところが大きいと思う。京都御所で最初にうける強い印象も、築地べいの連続という点である。それにもかかわらず築地べいは、いつも軽くみられて、金堂とか五重塔などのように急いで修理してもらえない。それで木構造に土壁をはめた築地べいには、堂塔のような非常に古い違例がないのである。
(産経新聞社編「美の脇役」所収 村田治郎著「法隆寺の築地べい」より)

数日前にアップしたこちらと同じ文章からの引用である。
たしかに古いお寺などを訪れたときに、築地塀が傷んだまま放置されている光景を見かけることはよくある。この文章では、法隆寺ですら築地塀は傷んだままで、修理される様子がないと後の方に書かれてるのだけど、書かれたのは昭和30年代のことで、さすがに今はそんなことはない。
もちろん、写真の京都御所も立派なものである。



by tajiri8jp | 2019-05-23 19:01 | SUPER WIDE-HELIAR | Comments(0)
2019年 05月 17日
最後の11枚 その9
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Minolta AUTOCORD

古風な築地べいがながながと続いた景観は、捨てがたい味わいのあるものである。京都や奈良の風情には寺々の築地べいに助長されているところが大きいと思う。
(中略)
法隆寺を訪れる人々は、松並木をとおして見える南大門にひきつけられて、その左右に展開する築地べいを見のがしてしまうけれども、法隆寺に限ってそれまでが実は重要文化財に指定されているのである。それは現存する最も古式の遺構だからでもあるが、同時に築地べいの様式と技術とを後代にまで伝えたいという意味もこめられている。
(産経新聞社編「美の脇役」所収 村田治郎著「法隆寺の築地べい」より)

法隆寺。



by tajiri8jp | 2019-05-17 18:05 | Minolta AUTOCORD | Comments(4)
2019年 05月 12日
美山散歩
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SONY α900 MINOLTA AF ZOOM 24-50mm F4.0

『岡本太郎が撮った「日本」』(毎日新聞社)という本を読んでいると、出羽三山あたりで撮られた(もちろん撮影は岡本太郎)、面白い形をした茅葺民家の写真が載っている。
こんなのは今まで見たことがない、と思ってインターネットで検索してみると、湯殿山麓独特の民家らしい。「兜造り」というものだそうで、岡本太郎の写真には何軒か並んでいる様子が写っているが、現在はもうほとんど残っていないらしい。なにしろ岡本太郎が撮ったのは1962年のことである。
現在鶴岡市で2軒が見学可能な状態で保存されているそうなので(うち1軒は移築された博物館で)、そう知ったら今年の夏はまた東北に行きたくなってきた。2016年に山形を旅行したとき、鶴岡も行くつもりだったのが日程の都合で叶わなかったので、なおのことである。

※その民家の写真はこちら(鶴岡市観光連盟のサイトにリンク)。横から見たところは和歌山電鉄貴志駅の屋根に似てなくもない。



by tajiri8jp | 2019-05-12 16:30 | SONY α900 | Comments(2)
2019年 04月 13日
α-9で見た風景
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MINOLTA α-9  SIGMA AF 28-70mm F2.8

現在読書中・・・赤城耕一著「銀塩カメラ至上主義!」
ライカ好きで知られる写真家、赤城耕一さんが氏自身の愛する銀塩カメラ数十台を取り上げ、その一つ一つについてあれこれ解説している本である。元々はカメラ雑誌に連載していたものなので、いくつかはそちらで読んだ記憶がある。
赤城さんの文章は、チョートク(田中長徳)さんのような「文学性」には欠けるけれども、カメラの購買意欲を喚起させる、という点では同じである。危険な1冊といってよい。

とりあえず、いくつか買いたくなった銀塩カメラがあるのはぐっとこらえるとして、赤城さん絶賛のカメラの一つであるミノルタのα-9を、久しぶりに防湿庫から取り出してフィルムを装填することにした。昔、数が増えたカメラの整理をしたとき、ニコンF4は涙を飲んで売り払ったのに、どうしても手放せなかった1台である。たまに使うと自分も確かにいいカメラだな、と思う。
ただ、フィルムも今では安くないから、以前のようにバシバシ撮る気になれないのは少々残念なところである。当時のAFカメラが競い合った、秒間何コマという連写機能も宝の持ち腐れである。このカメラに手動巻き上げ用のレバーがあればよかったのにと思ったりもする。
そうなると、史上唯一(多分)、巻き上げレバーを備えたAFカメラであるα-9000までも欲しくなるが(赤城さんもお好みの1台である)、さすがにもうまともに動くボディはなかなかない手に入らないだろうなあ、と。

2016年。大阪。



by tajiri8jp | 2019-04-13 09:50 | MINOLTA α-9 | Comments(2)
2019年 02月 24日
電柱のある風景
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FUJIFILM Silvi F2.8

立姿のいい電信柱を見るとすぐに写真を撮りたくなる。これは、風景写真を撮る時は電信柱や電線を外して撮れ、と学校で教えられたことへの反発が残ったためである。ない方が自然だというのだが、日本中で電柱が入らない風景がどこのあるのかと思った。だったら、まん中に入れればいい、人によって自然観は違うはずである。
(北井一夫著「写真家の記憶の抽斗」より)

ほとんどの日本人の記憶の風景には電柱があるのではないか。自分の人生で、数的にもっともたくさん目にしてきたモノは電柱ではないかと思う。

2008年。尼崎市。



by tajiri8jp | 2019-02-24 09:52 | FUJIFILM Silvi F2.8 | Comments(2)
2019年 02月 16日
河口 2
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Yashicaflex

芦屋のほんとうの大邸宅街は、阪急や国鉄の沿線よりも、川沿いにもっと浜に向かって下った、阪神電鉄芦屋駅付近にある。山の手の方は新興階級のもので、由緒の古い大阪の実業家の邸宅は、このあたりと、西宮の香櫨園、夙川界隈に多かった。
(小松左京著「くだんのはは」より)

芦屋というと六麓荘に代表される山の手の高級住宅地のイメージが強いと思うが、事実はこのとおりである。
芦屋に住んでいた当時、誰かに自分の住所を説明すると、なんだ、阪神沿線か、という顔をされたことがあったので(笑)、そんなときはこの説明をしたものであった。もちろん、自分が住んでいたのは高級住宅ではなく、ごく普通のマンションだから関係ないのだけど。ただ、ご近所には有名な会社の社長さんの家があった。

写真は2009年、今は手元にないヤシカフレックスで撮った、当時の自宅近くを流れる芦屋川の河口付近。ここから後ろを振り飼って撮ったのが、これ


by tajiri8jp | 2019-02-16 16:42 | Yashicaflex | Comments(2)
2018年 11月 23日
尼崎散歩
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Nikon D7200 TAMRON AF 17-50mm F2.8

落書きの3文字目は自主規制で画面からカット。

ちなみに、もうすぐ読み始める1冊が松本修著「全国マン・チン分布考」。
以前に読んだこの方の著作に関連した話はこちら



by tajiri8jp | 2018-11-23 18:10 | Nikon D7200 | Comments(2)
2018年 10月 18日
お濠の近くで栗饅頭
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OLYMPUS PEN E-P5 OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL 9-18mm F4.0-5.6

彦根城の濠の近くに「たねや」という有名なお菓子屋さんがある。
クラブハリエという名の洋菓子店でも知られていて、東京などにもお店を出しているらしいが、創業の地は滋賀県(近江八幡市)である。

店に入ると、La Collina (ラ コリーナ)という、たねやが発行している無料の小冊子が置いてあった。
表紙写真は川内倫子さんによるもので、パラパラとめくるとちょっとした写真集のようなクオリティーなので、思わず1冊持ち帰らせていただいた。帰宅後に読んでいると、ちょっとバックナンバーも欲しくなってくる。
しかしながら、お店で買ったのは実は栗饅頭2つだけである。帰りの電車の中で食べたところ、創業以来の看板メニューだけあって、さすがに美味い。
なので先日大阪に出かけた際にも、大阪店に立ち寄って、再び買い求めたのであった。



by tajiri8jp | 2018-10-18 16:33 | OLYMPUS PEN E-P5 | Comments(0)