2018年 03月 18日 ( 2 )

2018年 03月 18日
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OLYMPUS PEN E-P5  OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6

昨日読み終えた1冊・・・岩木一麻著「がん消滅の罠 完全寛解の謎」

一体、どんなトリックでがんを消滅させたのだろう、というその謎解きが知りたくてページをめくる手が止まらない。おそらく前代未聞のトリックだろうし、確かに「すごい」ミステリーである。
しかし読み終えてみれば、この「犯人」がこんなことをやった動機が今一つよくわからないし、ここまでのことをやる必要があるのか、という気がする。物語の冒頭で大学の学部長と事務長が怒っていた理由もわからないし。
要するになんだか消化不良の感覚が残る作品である。映画でいえば那須真知子さんが脚本を書いたいくつかの作品に似ている。


by tajiri8jp | 2018-03-18 17:44 | OLYMPUS PEN E-P5 | Comments(0)
2018年 03月 18日
緑の125
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OLYMPUS STYLUS 1

前の記事の続き。
XDには前期型と後期型があって、後期型はシャッター速度ダイヤルの125だけが緑色に塗られている。撮影モードを緑色のS(シャッター速度優先AE)にし、レンズの絞りを緑色の最小絞りにセットして、シャッター速度を125にすると、常に適正露出の写真が撮れるという、これをミノルタはグリーングリーングリーンシステムと称してXDの「売り」にしていたのであった。

XDのシャッター速度優先AEは、設定したシャッター速度に対応する絞りのコントロールだけでは適正露出にならない場合、シャッター速度の方を変化させるようになっていた。撮影者が意図したシャッター速度ではなくなったとしても、常に適正露出でシャッターが切れるという考えである(今のデジタルカメラはISO感度まで自動で変えるけど)。
グリーングリーングリーンシステムも実は単にシャッター速度優先AEでシャッター速度を125にセットしたというだけに過ぎず、別に125でなくとも250でも60でもいいわけだ。実際、取扱説明書には望遠レンズを使う場合は125より早い数字にセットしてください、などと書いてある。
なぜ、わざわざそれを「売り」にしたかといえば、当時キャノンの一眼レフがプログラムAE搭載を売りにしていため、その対抗策であったかと思われる。
商売上、XDはプログラムAEは搭載してませんけど、同じような撮り方ができますよ、といいいたかったのだろう。そのためか、カタログにはマルチプログラムという言葉が使われていて、当時学生だった自分も、XDにもプログラムAEが付いているやん、と勘違いした記憶がある。
さらにこのシャッター速度優先AEについていえば、レンズの絞りは別に最小にセットしなくてもよくて、たとえば絞りを8にセットすれば8以上には絞り込まれないようにして撮ることができる。今思えば、これは単純なライン1本のプログラムAEよりも様々なラインをつくることができる優れたAEだと思うのだけど、その後登場したX-700はシャッター速度優先AEを捨て、単純なプログラムAE搭載を選んだのであった。
その後ミノルタがシャッター速度優先AEを搭載するのはαシステムになってからのことである。

それにしても当時のライバル機であったキャノンA-1が「カメラロボット」などと称してメカっぽさを売りにしていたのに、XDはそれまでのカメラと変わらない、いたってシンプルなデザインである。そのためアピール力には欠けたことになるが、その点はフジカのAX-5よりはましか、などと思ったりもする。
しかし当時、キャノンに惹かれたメカ好きの中にも、後になってXDの良さに気付いた人がいるのではなかろうか。



by tajiri8jp | 2018-03-18 09:21 | OLYMPUS STYLUS 1 | Comments(8)