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菅義偉首相は17日午後9時すぎから緊急事態宣言、まん延防止等重点措置の拡大と期間延長について会見を行った。「これまで経験したことがない危機的状況」とした上で「宣言延長は医療体制構築のため」などとして、「国民のみなさまのご協力をいただいて、この危機を乗り越える強い決意」と、自粛要請を行った。
(8月17日 日刊スポーツ)
去る6月12日のエントリに、2か月ほど先の未来、東京五輪後の日本がどんなことになっているか、と書いたのだけど、案の定、状況はさらに悪くなっている。自分も妻もまだ感染はせず、今までのところは無事に生きているのはとりあえず幸いである。
菅総理大臣の記者会見もこの期に及んで相変わらずな内容で迫力もない。医療体制も相変わらず脆弱なままだ。
いわゆるロックダウンについては「どの国も成功していない」と否定的なのに、「人流抑制を」というのもなんだか妙だ。それは矛盾ではないのか。それに、デパートや大規模商業施設の入場制限というのが、「人流抑制」にはたしてどれほどの効果があるのやら。個人的には「人流抑制」というなら山手線や環状線を止めるくらいのことをやればいいのに、と思う。
さて、次はこの先、パラリンピック後の未来がどんなことになっているか、である。とりあえず今後も感染しないように注意しないと。
2005年頃。大阪市。