同じ被写体を、ほぼ同じ位置からSONY RX100IIIと、CONTAX TVS DIGITAL で撮ってみた。上がRX100 IIIで下がTVS DIGITALで撮ったものである。少し移動しているし、若干トリミングもしているので画角の違いに意味はない。
だからどうした、という話ではあるが、どちらもレンズがカール・ツァイスT*であるのが売りのカメラなので、ちょっと比較してみたかっただけである。もちろん、スペックは異なるし、デジタルカメラの場合はレンズ以外にセンサーのサイズや画像処理の方法なども異なるから、ほとんど意味のない比較であるのはいうまでもない。ましてやTVS-Dはたった500万画素の「老兵」である。
これが銀塩カメラで、同じフィルムを使っていれば、純粋にレンズの比較ということになるのだけども。
TVS-Dは今も自分にとっては大事な愛機であることはこれまでに何度か書いたとおりである。このサイズで見るだけならまだまだ使えると思っているのであるが、起動に時間はかかるし、AFも遅くてなかなかピントが合わない。さすがにそのあたりは現代のカメラと比べようもない。