OLYMPUS PEN E-P5 OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6
瀬田の唐橋の袂にある水位観測所の説明版。
琵琶湖の水位は、大阪城天守閣の高さとほぼ等しいところにある、というのを読んで少し感心。当たり前のことながら、水は低い方に向かって流れるのである。
平坦に見える京都盆地も、北と南でそれなりに標高差があるからこそ、賀茂川も
高瀬川も南へと流れるわけだ。
琵琶湖の南端から低きに向かって流れ出る唯一の川は、もちろん峠を越えることはできないから、京都と琵琶湖の間にある山塊を大きく迂回し、山崎あたりで他の川と合流して淀川となり、大阪湾へ注ぐ。
大阪平野あたりに住む下流の民は、その水の恵みがあってこそ生きることができるのだから、琵琶湖とそこから流れる瀬田川(淀川)には感謝しないといけない。