SONY α900 MINOLTA AF ZOOM 24-85mm F3.5-4.5
ソニーは7日、中国でカメラモジュールを製造する工場を中国・深?欧菲光科技(オーフィルムテック)に売却すると発表した。売却額は約99億円で、時期は未定。カメラモジュールはスマートフォン(スマホ)市場の成熟などで需要が減少傾向にあり、事業規模を縮小する。
(11月7日 日本経済新聞)
ニコンが半導体製造装置事業やデジタルカメラ事業で最大1千人規模の国内の人員削減を検討していることが8日、分かった。海外勢の台頭や市場の縮小で不振が続いているため。
(11月8日 産経新聞)
先日、NHKのBSで、俳優の宍戸開さんと若い女性タレント(誰だか自分は知らない人)が、普通列車だけを乗り継いで日本最南の西大山駅から最北の稚内駅まで旅する番組をやっていて、つい録画して見てしまったのだけど。
宍戸開さんには写真家という肩書きもあったはずだが、カメラを持っている様子はなく、写真はスマートフォンで撮られていたのである。どうやらもう写真家はおやめになったらしい。それでも写真家だったのだからせめて小型の一眼レフでも使えばいいのに、などと思いながら見ていたのである。(一眼レフが似合う方でもあるし)
しかし考えてみれば、宍戸さんのことはともかく、そもそも写真家だから一眼レフのようなカメラを使うのが当然という時代はもう終わっているのかもしれない。自分が知らなかっただけで。きっと写真家がスマホだけで仕事をしても不思議ではないのだろう。
どうやらフィルムカメラはおろか、デジタルカメラ(専用機)までもが遠からず過去の存在になろうとしているのに違いない。パソコン登場以前にあったワープロ専用機のように。まあ、自分が生きている間は大丈夫だろうけど。
しかしそれはともかく、宍戸開さんは俳優なのか写真家なのか、どっちつかずの中途半端な印象は否めないのである。