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2016年 07月 14日
おじさんがころんだ
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KONICA MINOLTA α-7DIGITAL SIGMA 18-35mm F3.5-4.5

恥ずかしながら、最近、帰宅すると軽くジョギングをしているのである。ただし、おおっぴらにジョギングしてますといえるほどでのこともない、ごく短い距離である。
数日前もいつものように川沿いの遊歩道のようなところを走っていると、インターロッキング舗装というのか、並んだ敷石の隙間につま先が入ってしまい、躓いてあろうことか転倒してしまったのである。
半世紀以上生きてきて、路上で転倒、なんてのはよちよち歩きの頃はいざ知らず、まったく初めての経験である。自転車やバイク(125ccのスクーター)に乗っていたときは、いわゆる立ちゴケというのを二、三度経験してるけど、道を普通に走っててこけたのだから、ちょっとショックであった。これこそまさに老いというものであろう。
たまたまそのときの遊歩道には自分しかおらず(いつもなら犬の散歩や釣りやジョギングをしている人がけっこういるのに)誰にも見られなかったのは幸いであった。

こども叱るな来た道だもの 年寄り笑うな行く道だもの
というのは、先頃亡くなった永六輔さんの著書で知った言葉である。

写真は、おじさんが転んでいる写真がなかったので、代わりにずいぶん前に撮った幼稚園児が転んだ瞬間の写真を再掲載。
これまでに自分が撮った写真の中で、「決定的瞬間」という言葉が似合う唯一のショットではないかと思う。



by tajiri8jp | 2016-07-14 16:25 | KONICA MINOLTA α-7D | Comments(4)
Commented by pote-sala at 2016-07-15 06:45
恥ずかしい+若いころのように受身がとれない・・。
なのにちょっとした隙間や段差にひっかかるのですよね・・。
足がちゃんとあがってないのかしら・・とがっかりします。

幼稚園児、お手手つないでいて一緒に転んじゃったのかしら。
前を歩く2人が全く気づいてない様子もクスっと笑えます。
Commented by tajiri8jp at 2016-07-15 19:04
pote-salaさま
そうなんですよ、自分が思ってるよりも足が上がってないんですよね。平地で躓くようになったら老化現象とききますが、まさにそれです。
何とかそれに抗うために走り始めたんですが・・・(苦笑)。
Commented by RYO-JI at 2016-07-17 17:41 x
自慢じゃないですが、私も転ぶことってわりと頻繁にありますよ。
今では老いもあるかもしれませんが、若い頃から躓いたり、階段からずり落ちたり
そんな経験はたくさんしてます(笑)。
それにしてもこの写真は、まさに決定的瞬間ですね!
最近では、破天荒すぎる自撮りをする87歳のおばあさんが有名ですが、
決定的写真をパソコン上で作品化する時代でもあるんだなぁと驚いてます(笑)。
Commented by tajiri8jp at 2016-07-18 18:48
RYO-JI さま 
「破天荒すぎる自撮りをする87歳のおばあさん」というのは知りませんでした。あとで検索してみます(笑)。
転倒についてはわたしの場合はもう完全に老いが原因です。それに抗うためのジョギングなのに、トホホ・・な気分です(笑)。
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