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明日は毎年恒例の人間ドックへ。
最初に誰が名付けたか知らんが、人間ドックとはよくいったもんだ。人間がドック入りするのである。言い得て妙というか。
しかし、船のドックは修理もしてくれるのだが、人間ドックは治すべきところを見つけるだけである。治療の必要があればあらためて病院へ行き、場合によっては入院となるわけで、本当はそのときこそがドック入りというべきかもしれない。
仕事でたまに、誤って「人間ドッグ」と書かれたものを目にすることがある。そのたびに自分はホットドッグのソーセージの代わりに人間が横たわっている食べ物を想像してしまうのである。
おやじバーガーというのはもちろん、ハンバーグの代わりにおやじがバンズにはさまれた食べ物であろう。
2008年。京都市内。