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本日読了・・・竜田一人著「いちえふ 福島第一原子力発電所労働記(2)」
まあ、コミックだからすぐに読み終えたのであるが。
読んでいると、無性に福島県へ行きたくなる。一昨年は下北半島の
六ヶ所村へ行ったことだし、今年の夏旅は福島県の浜通りと呼ばれる太平洋側を、宮城県へ向かってクルマで走るのも悪くないか、という気がしてきた。まだどうなるかわからないけど。
ともかくそんなことを考えながら、数年前に知り合いからもらった社会科の地図帳で東北地方のページを開いて見ていると、福島県の沖合に海岸から点線が1本長く伸びていることに気付いた。これは何だと思って地図帳の凡例を見ると、パイプラインとある。太平洋の福島県沖に磐城沖ガス田というものがあって、そこと沿岸部にある広野火力発電所を繋いでいるそうなのであった。
日本の陸地から太平洋に向かってそんなものが伸びているとは知らなかった。でもきっと、東日本大震災でダメになったろうなあ、と思ったら、このガス田は震災前の2007年、すでに採掘を終えていたのであった。
磐城沖ガス田でインターネット検索すると、東日本大震災の原因はこのガス田の爆発である、という珍説を載せているサイトがあったりして面白い。
広野火力発電所は「いちえふ(2)」にもちらっと登場するのだけど、現在も操業中のようである。ますます福島県に行きたくなってきた。
写真は
これと同じときにマルタ島で撮ったもの。地中海に浮かぶ何かのプラットフォーム。磐城沖ガス田もきっとこんな風景だったに違いない。