SIGMA DP1x
一昨日、大阪市内を歩いていると、今度の大阪都構想の住民投票では「賛成」と書きましょうとか、「反対」と書きましょうとか、聞き慣れない街宣のクルマがけっこう走ってて、川ひとつ隔てるだけで景色にほとんど違いはないのに、さすがに大阪と尼崎とは違うんだなと思ったのである。大阪市の住民投票であるから当たり前の話なのだけど。
すべての住民投票がそうなのかどうか知らないが、この投票については、自分で「賛成と」か「反対」とか文字を書く必要があるのはちょっと面白い。おそらく平仮名で書くのはOKだろうけども、単に○とか×だけ書いているとこれは無効票になるのである。かといって、バカボンのパパのように「賛成の反対なのだ」なんて書けばそれもおそらく無効であろう。アンケートなら必ずある「どちらでもない」もダメである。
考えてみれば普段の選挙でも個人名や政党名を書くわけではあるが、この辺は識字率の高い国ゆえのやり方だなあ、と感心するところである。賛成か反対かの投票なんて、どっちかに○を入れるだけのやり方にすればいいのに、と思ったりもするので。
結果がどっちになるかはもちろんわからないけれども、この壁のポスターの枚数を見る限りは反対派がやや優勢か。