Nikon D700 AF NIKKOR 50mm F1.4D
金沢といえばかつては「北陸の小京都」といわれていたように思うのだが、現在は小京都の集まりである全国京都会議に加わっていないそうで、どうやら金沢としては、小京都と呼ばれることをもう望んでいない節がある。
もしかすると、新幹線の開業が決まって
「けっ、いつまでも小京都なんていわれて喜んでられるかいな。もう京都とは対等やで」
と思ってるのかもしれない。
まあ、実際、自分が町をぶらっと少し歩いた限りでも、金沢は金沢であって、ここを「小京都」と呼ぶことに違和感を覚えたのは確かである。金沢は、京都に勝るとはいわないが、しかし引けを取らない優れて文化的な都市である。
とはいえ、京都に似ているのは確かだし、相変わらずここを小京都と呼ぶ人があってもそれはそれで何の支障もないのである。
写真はにし茶屋街で。なぜか京都祇園祭のちまきが飾られている。ここだけ見ると京都である。