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世界的な影響力を持つとされる米国の観光雑誌「トラベル・アンド・レジャー」による、2014年の世界の人気観光地ランキングで、京都市が日本の都市として初めて1位になった。
(7月3日 読売新聞)
たとえば、パリだとかウィーンだとか、あるいはベニスでも、わたしはそこから電車で30分ほどの近郊に暮らしています、と聞けばその方を自分はちょっと羨ましく思うところがあるけれども、しかし自分も3年間だけを除いて、休日であれば気軽に京都へ行ける地域(阪神間)にずっと暮らしているのだから、思えばありがたいことである。
ちなみに戦国時代には、武田信玄はじめ、自分の領国がもう少し都(京都)に近ければなあ、と心の底から思っていた武将が何人かいたはずであるから、やはりありがたく思わないといけない。関係ないけど。
江戸時代に入ると、この場合の都は京都から江戸に変わって、そう思うのは参勤交代が負担になっている地方の大名なわけであるが、自分の地元が東京に近ければなあ、と思っている政治家は現代にもいそうである。
しかし今話題になっている兵庫県議の方は、自分の地元が城崎温泉にもう少し近ければなあ、とは絶対思わなかったに違いない。ほとんどが架空請求のはずだから。
写真は東寺。