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「生物学の教科書を書き換える成果」と、国内外の研究者が驚きの声を上げた。理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(神戸市中央区)が作製成功を発表した新万能細胞「STAP細胞(刺激惹起<じゃっき>性多能性獲得細胞)」。人工多能性幹細胞(iPS細胞)を超える可能性を秘めた研究成果を主導したのは、30歳の女性の「新星」だった。今回の研究の中心となった同センター研究ユニットリーダー、小保方(おぼかた)晴子さんは、祖母の教えを忘れない。2009年、世界的に有名な科学誌に掲載を断られ、ひどく落ち込んだ。その時、励ましてくれたのが祖母だった。「とにかく一日一日、頑張りなさい」。その言葉を胸に、祖母からもらったかっぽう着に必ず袖を通して毎日、実験に取り組んでいる。
(1月29日 毎日新聞)
科学者が実験のとき着るものといえば白衣だが、この方は割烹着を愛用されているそうで、このニュースのおかげで今後しばらく割烹着が売れることだろう。
現代の日本に割烹着の「発見」をもたらしたのもお手柄といえるかもしれない。
ちなみに、白衣は「白衣」といいながら色付きのものがけっこうあって、「ピンクの白衣」とか「ブルーの白衣」なんてよくいう。「コンクリート製の枕木」というが如し。