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2014年 01月 11日
与論島散歩 廃ホテル
与論島散歩 廃ホテル_c0181552_1516483.jpg

Panasonic LUMIX LX5

与論島。

戦後、奄美群島が日本に返還されて、しかし沖縄の返還がまだであったとき、与論島は日本最南端の島であったから、その頃に与論島ブームというのがあったらしい(自分の記憶ではもう少し最近にもブームがあったような気がするが、これはあまり定かではない)。
その与論島も現在は沖縄に観光客を奪われて、かつてのような賑わいはない。廃墟となった古い宿も目に付く。
沖縄県の石垣島を訪れる観光客は年間約70万人で、宮古島は約35万人。それに対して与論島は約5万人だそうだ。表現は悪いが、この島は日本人が「使い捨て」にしてきたリゾートの一つといえるかもしれない。
ただ、都会の人間がそこをリゾートと呼ぼうが呼ぶまいが、今も昔もそこにはずっと人の暮らしがある。

写真のホテルはどう見ても廃業した風なのだが、玄関の貼紙を見ると、年末年始の休業の予定が書かれている。これでまだやってるのか、どうなんだか。
まだやっているとしても、年末年始がお休みのホテルというのはあまり聞いたことがない。



by tajiri8jp | 2014-01-11 15:33 | Panasonic LX5 | Comments(2)
Commented by TOMOWL at 2014-01-12 00:00 x
こんばんは。

与論島の歴史資料館?みたいな所でざっと読んだ限りですが、仰る通りなのだな、と思いました。

ここにしか無いものがたくさんあるのにと思います。

そしてそれが地方が生き残る術でもあると思う次第です。
Commented by tajiri8jp at 2014-01-12 08:57
TOMOWL さま 
おはようございます。
まさにそのとおりですね。特に与論島の海は、今も世界に誇れる美しさであると思います。
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