Nikon F100
海岸と、その沖合にある島が潮の干満によって繋がったり離れたりする現象のことをトンボロ現象というのだそうだ。なんだか面白い名前である。
フランスの
モン・サン・ミシェルや、小豆島の
エンジェルロードなどはつまりトンボロ現象の観光地なのであった。
トンボロというのは海岸と島の間の砂州そのもののことをいうそうで、これ自体は海岸の風景としてそれほど珍しいものではない。しかしあらためて気が付いたのは、北海道の函館はトンボロの上にある町だということ。函館山は、かつては島だったわけだ。なるほど。今頃になって函館の町の形に納得。
写真は2004年、函館で。