RICOH GX200
阿倍野。
昔から、カメラを買ったとき面倒で仕方ないのがストラップの取り付け。
自分が不器用だから、ということもあるとはいえ、長さ調節を含めてもう少し簡単にならんものかといつも思う。カメラはフィルムからデジタルに大きく変わったのに、ストラップと悪戦苦闘するのは相変わらずである。
ついでにいうと、どれほどホールド感のいい、持ちやすいカメラでも、2点吊りをするため右手側にストラップを取り付けると、ほとんどどれも間違いなく持ちやすさがスポイルされ、シャッターがわずかばかり押しにくくなる。これはバルナックライカでもM型ライカでもそうだ。
カメラ量販店の店頭に置いてあるデモ機のように、ストラップは付けないのが一番すっきりするのだけれども、やはり落下防止やフィルム交換のときなどのためにはあった方がいい。
理想なのは、ライカM5のようにカメラの左手側の上と下に取り付け部を設けて、それで2点吊りできるようにすることだと思うのだけど、なぜどこもやらないのか、不思議だ。