Leica M2 Elmar 50mm F2.8
大阪市此花区。
小学館の雑誌「サライ」の5月号を買った。
特別付録として万年筆が付いていたからである。どうも昔から「特別付録」とか「おまけ」とか「限定」という言葉には弱い。
付録の万年筆といえば、子供の頃、どこの出版社だったか、学習雑誌を年間で購読予約するともれなく万年筆がもらえる、というキャンペーンをやっていたことがあった。それで早速、近所の小さな本屋で4月号を買い、お金を払うときに「これから1年間買います」と店主にいうことで、その万年筆をもらったことがあった。
今となればそれは購読予約などとはいえない、ガキのいい加減な口約束に過ぎず、よくそれでくれたものだと思わないでもないが、店主もどうせ販促品の安物だし、と気にしなかったのであろう。実際、それは樹脂製の、子供の目にも安っぽい万年筆であった。
サライの付録に付いていた万年筆は金属製のけっこう立派なもので、今使っているペリカンの学生モデルより高級感がある。正直、あの時にもらったようなチープなものかもと思っていたのに、
雑誌の付録恐るべしである。
まあ、いい大人が対象の雑誌であるから、あまりに安っぽいものを付けたら次から売れなくなるだろうけど。
エントリのタイトルとは全然関係なし。