Nikon D700 SIGMA 24-135mm F2.8-4.5
富士フイルムの米国子会社であるFUJIFILM North America社は2012年1月9日(米国時間)、ミラーレス・カメラ市場への参入を表明した。翌日に開幕する「2012 International CES」(開催期間:1月10~13日)に先立って開催した報道機関向けイベント(プレス・カンファレンス)で、「FUJIFILM X-Pro1」を発表した。(1月11日 日経オンライン)
そうか、富士フィルムがどう呼ぶのか知らないが、こういうまともなファインダーを持ったカメラもミラーレスカメラというのか。
確かに、一眼レフとの比較でいえばファインダーの有無にかかわらずミラーレスには違いない。
ただ、そうなると昔のライカM2や3fなんかもフィルム式ミラーレスカメラということになるのだろうか。と一瞬思ったが、このデジカメにはファインダーはあっても距離計(レンジファインダー)はないから、ミラーレスカメラはあくまでもミラーレスカメラで、ライカのようなレンジファインダーカメラはやはりレンジファインダーカメラということになるわけか。
そういえば、かつてのコンタックスG1は、レンジファインダーを持たないのにAFレンジファインダーカメラと称していたけど、あれこそがミラーレスカメラの「はしり」ということになりそうだ。
時代を先取りしたカメラであったといえるのかもしれない。
ともかく、個人的にはこの「ミラーレス」といういい方にはちょっと違和感を覚える。