
RICOH GR DIGITAL
「その店の中に入ると、エヴァンゲリオンの大きなフィギュア、それも初号機が置いてあるんすよ」
どういう会話の流れであったか忘れたが、同じ職場にいる若い男性から先日聞いた言葉である。
極めてまじめな、アメリカンフットボールを趣味とするスポーツマンである彼の口から、まさか「エヴァンゲリオン」という単語が出るとは思わなかったので、違和感を覚えつつも、ああ、この子も現代の若者なんだ、とも思ったのである。
ただ、誠に申し訳ないのだけど、自分はエヴァンゲリオンというアニメを見たことがないので、それがどういうものか、初号機ということにどんな意味があるのか、全然わからなくて、「へえー」としかいいようがないのであった。
ただ、この「初号機」というややマニアックな表現が、どうやらそのアニメから広まったらしいことだけは知っている。
自分が持っているGR DIGITAL は初号機である。さすがにやや老朽化が進んでるので、4号機が既に発売されてることであるし、一つ前の3号機を探して安く買うか、という考えもあるのだけど、AFの性能は3号機よりも初号機の方が良い、という意見もあるようだ。実際のところはどうなのだろう。
最近コンパクトデジカメでもっとも愛用しているのはLX5なのだけど、咄嗟のスナップでは、やはりGR DIGITAL の右に出るカメラはないのである。