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2011年 11月 10日
カレーとスパゲティー
カレーとスパゲティー_c0181552_202057.jpg

BESSA L SUPER-WIDE HELIAR 15mm F4.5

日本人はこれまで、世界中の料理や食材を、ほとんど無制限といっていいほど寛容に受け容れてきました。明治以降、そしてとくに一九四五年の終戦以降、外国の食文化をこれほど広範囲に受容した国は世界でも例外的だといっていいかもしれません。
少なくとも世界史の現在の時点で、
「今夜はカレーにする?ハンバーグにする?それともスパゲッティにする?」
と、毎日の夕食を三つの異なる外国の食文化から選ぶ民族は、いまだかつて地球上に存在したことがありません。
(玉村豊男著 「食卓は学校である」より)

ついに辞任することになったイタリアの首相の名がベルルスコーニさんというのはもちろん知っていたが、大統領の名がナポリターノさんというのは知らなかった。実にイタリアンなお名前である。
が、ただしご承知のとおり、イタリアにナポリタンという名のパスタ料理はない。洋食という名の和食の一つである。(こちらにも)

美味しいカレーも食えるし美味しいナポリタンも食える。スパゲティーにカレーをかけたり、ハンバーグをのせて食べたりもできる。
日本人に生まれた幸せ。



by tajiri8jp | 2011-11-10 20:48 | SUPER WIDE-HELIAR | Comments(4)
Commented by yousukeg3 at 2011-11-10 21:00 x
こんばんは
慣れ親しんだ一般洋食って実に日本的なわけですね^^
僕も幸せを感じます。
Commented by halkyoto at 2011-11-10 22:45
このお店,三角地ですが
前がゆるやかなカーブになっていて見た目が優しいですね。
Commented by tajiri8jp at 2011-11-11 04:48
yousukeg3 さま 
おはようございます。
どんな文化も取り入れて洗練するのが日本文化ですね。日本に生まれてよかったです(笑)。
Commented by tajiri8jp at 2011-11-11 04:49
halkyoto さま 
確かに、トンガリ度は低いですね(笑)。
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