Panasonic LUMIX G1 OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL 9-18mm F4.0-5.6
以前は何かの店だったのか。灘の清酒の看板あり。
灘の清酒とはいわゆる「灘の生一本」で、自分の地元、西宮市から神戸市東灘区にかけての沿岸部、灘五郷と呼ばれる地域で作られる酒のこと。
そのあたりには日本盛や白鶴、菊正宗、大関といった有名な日本酒メーカーが軒を連ねている。
江戸時代にこれらの酒を大消費地の江戸に運んだのが樽廻船。そうやって運ばれる酒が「下り酒」と呼ばれ、そうでない酒は「くだらない」ものと呼ばれることになる。
今さら驚くことでもないけど、そうした酒の看板が北の果ての島にあることにちょっと感心した。
ちなみに、日本最北の造り酒屋は増毛にある國稀酒造。立ち寄って土産に買ったことがあるが、作られている酒は今では全然くだらなくない・・らしい(自分は飲めないので)。
礼文島。