東海道新幹線開業前から活躍し、高度成長期の国鉄特急のシンボルだったボンネット型車両が間もなく姿を消す。3月のJRダイヤ改正で、この車両を使う夜行急行「能登」(上野-金沢)の定期運行が廃止されるためだ。昭和の面影を残す数少ない車両だけに、惜しむ声も高まりそうだ。(1月7日 毎日.jp)
また一つ「昭和」が消えるのか・・・。
と、書きたいところだが、このニュースに限らず、あんまり遠くを見るような目つきで「昭和」を口にするのはどうか、と思う。別に昭和から平成になって線路の幅が変わった、というわけでもなし。明治の文明開化で西洋からやってきた鉄道は平成の今も日本にずっとあり続けているのだ。
もちろん、こういう車両が消えるのは寂しいが。
ところで、昔の電車が消えていく一方、蒸気機関車は少ないながらもまだ走っているというのは、電池式のカメラが消える一方でライカのような機械式のカメラが残っているのと似ているような・・・。
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