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鳥取県の公立小学校には「学級委員長」がいない。リーダーを決めれば差別につながる、との抗議を人権団体などから受け自粛した結果なのだそうだ。しかし、2009年春から鳥取市で1校だけ20年ぶりに「学級委員長」が復活する。市の教育委員会が2、3年前から子供達の社会性、自主性を育てるために復活を呼び掛けてきた成果らしいが、後に続く学校が現れるかはわからないという。(2月12日付 J Cast ニュース)
なんだかなあ・・・である。これではリーダーは育たない。
こういう県ではいっそ、知事も教育委員長も教育長も各部局の部長や課長も、校長も教頭もみんな廃止して全員横並びでやってみてはどうだろう。で、たとえば全国知事会なんかの出席者はその都度じゃんけんで決めるとか。
なにしろ、社会でそういったリーダーを決めるということは、学級委員長とは比べ物にならないほど大きな「差別」である。
本当の意味での差別のない社会は目指していいけれど、階段のない人生はない。