Canon PowerShot G10
午後、休みをもらって伊丹市立美術館で開催中の山下清展へ行ってきた。
絵画をみて心が動くことも正直ほとんどないのだが、初めて実際に目にしたこの方の作品にはけっこう心を動かされた。
ところで、山下清といえば、水戸黄門の「諸国漫遊」に似た「放浪記」が有名だが、水戸黄門と違ってこの方は実際に何回か、長期にわたってあちこちを放浪されたわけだ。そこで感心したのが、こういう方の放浪を受け入れられる社会がかつてあったということ。今の時代、この放浪はきっと無理だろうと思うとちょっと考えさせられる。