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2016年 09月 04日
寅さんの歩いた小樽
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SONY α900 MINOLTA AF 50mm F1.4

前のエントリに続いて、映画「男はつらいよ」シリーズの第15作「寅次郎相合い傘」のワンシーン。寅さんとマドンナたちが小樽運河を訪れる場面である。

以前に、今となればお洒落な観光地となる前の小樽運河をもう一度見てみたい、と書いた(こちら)、その小樽運河の姿をこのシーンで垣間見ることができる。
ここでの寅さんの台詞に「こんな古ぼけた街のどこがいいのかねえ」といったものがあるのだけど、自分も初めての北海道への旅で小樽運河を訪れたときの感想は、なんでこんなたいしてきれいでもない水路が観光地なんだろう、というものであった。人は、すぐ目の前にあるものの値打ちには気づきにくいものらしい。小樽市でも、町の発展のためには運河を埋め立てた方がいいのではないか、という論争がその後しばらく続くのである。
ただ、今の小樽運河はちょっと整備しすぎというか、俗化しすぎ、の感があって、だから自分はもう一度この頃の小樽運河を歩きに戻りたいわけだ。(ちなみに、同じことをこちらにも)

それにしても、「男はつらいよ」シリーズは映画としても名作であると同時に、今となっては懐かしい日本の風景を捉えた、優れた記録映像でもあるなあ、とあらためて思う。



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by tajiri8jp | 2016-09-04 18:39 | SONY α900 | Comments(8)
2016年 09月 04日
寅さんの歩いた青森
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SONY α900 MINOLTA AF 50mm F1.4

映画「男はつらいよ」シリーズの第15作「寅次郎相合い傘」のワンシーン。
北海道を舞台にした作品で、寅さんが連絡船で函館に渡る前夜、青森での宿に向かう場面である。

寅さんのシリーズは最近になって全作を見たけど、この作品のこの場面を目にしたときは思わず感嘆の声をあげそうになってしまった。子どもが路上で遊ぶ夕暮れの青森の街の向こうに、静かに青函連絡船が動いているのが見えて、そこに寅さん(渥美清)さんがふらっと現れる。計算された実に見事なショット。
この作品が公開されたのは1975年で、自分が初めて青函連絡船に乗る年の数年前だけど、その当時の青森にはこんな風景があったのだ。
「男はつらいよ」シリーズは映画としても名作であると同時に、今となっては懐かしい日本の風景を捉えた、優れた記録映像でもあるなあ、とあらためて思う。

ちなみに、青函連絡船に関する話はこちらにも。




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by tajiri8jp | 2016-09-04 05:39 | SONY α900 | Comments(8)
2016年 02月 17日
香港散歩 ゴルゴを思い出す
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OLYMPUS OM-D E-M10 OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL 9-18mm F4.0-5.6

昔、1977年に公開された映画「ゴルゴ13 九竜の首」の中で、デューク東郷ことゴルゴ13を演じる千葉真一さんが、2階建てバスからこういう路上に飛び出した看板に飛び移るシーンがあったなあ。と車窓から香港の街を眺めながら思い出していたのである。

そういえば、若き日の千葉さんはとてもカッコいい俳優だったけれども(もちろん今でも)、しかしゴルゴ13役というのはちょっと違うなあ、と思いながら見た記憶がある。ゴルゴ13の原作者であるさいとうたかをさんは、当初、高倉健さんをイメージしていたそうである。
ところが高倉健さんがゴルゴ13を演じた作品もあるのだけれども、こちらも見ると今一つ違う気がするのは、作り手の問題かと思われる。もう少しクオリティーの高い、健さんのゴルゴ13がわたしは見たかった。



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by tajiri8jp | 2016-02-17 19:22 | OLYMPUS OM-D E-M10 | Comments(2)
2016年 01月 05日
香港散歩 惑星大戦争にあらず
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RICOH GR DIGITAL IV

以前、DVDで久しぶりに「惑星大戦争」という映画を見たという話を書いたけど(こちら)。
「スター・ウォーズ」の中国語タイトルは惑星大戦争ではなく星球大戦であった。最新作のタイトルは「星球大戦 原力覚醒」とある。
その昔、第1作を映画館で見たとき、「フォース」には「理力」と字幕が出ていたような記憶があるが、中国では原力らしい。とりあえず原子力でなくてよかった。

中国ではすべての外来語を漢字で表記するわけだけど、それには大きくわけると言葉の意味から同意の漢字を当てる場合と、単に同じ音の漢字を当てる場合とがある。いずれにしろ、漢字というのは膨大な数があるから、考えてみれば、ある外来語(人名も含めて)を、どう書き表すかは何通りもあるわけで、この単語はこれ、というのが一定化されるまではブレがあるに違いない。なので、最初のうちは中国人でも意味で理解するのか音で理解するのかわからないものがけっこうあるんだろうな、と思ったりする。
その点、日本語における平仮名とカタカナというのは偉大な発明だなあ、と中国に来るといつも感じるのである。外来の文明や思想をすんなり受け入れてきた歴史の土壌がそこにある。
もっとも、日本語の外来語表記もずっと揺れてはいる。発音体系が違うのだからこれは仕方ない。ステーションをステンショといった時代もあるし、コンピュータかコンピューターか、とか、ブをヴと書くかどうか、など。そういえば「ギョエテとは俺のことかとゲーテいい」という言葉もあった。

ところで香港へ来る前に「燃えよドラゴン」という映画もDVDで見たのだけど(こちら)。
実はこの作品(ノーカット版)を始めから終わりまできちんと見たのは初めてだったので、驚いたのは、物語の最初の頃に出るブルース・リーの有名な台詞"Don't think.Feel."とか、ラストの鏡の間での対決シーンで、師の言葉が頭によみがえって敵を倒すところなどが、スター・ウォーズ第1作に似ていること。スター・ウォーズ第1作に燃えよドラゴンへのオマージュ(であろう)があったとは、きっと有名な話なんだろうけど、知らなんだ。
映画って奥が深い。



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by tajiri8jp | 2016-01-05 06:17 | RICOH GR DIGITAL | Comments(4)
2015年 12月 24日
STAR WARSにあらず
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Nikon D700 AF NIKKOR 50mm F1.4D

映画「スター・ウォーズ」シリーズの新作公開が話題になっている今日この頃、自分が数日前にDVDで見た映画は「惑星大戦争」である。

これはスター・ウォーズの日本公開直前、1977年12月に公開された日本映画で、突然地球侵略にやって来た宇宙人と、急遽やけに強い宇宙船を造った人間が戦うという、お決まりといえばお決まりの、安っぽいSF作品。
このタイトルは元々「スター・ウォーズ」第1作(エピソード4)の日本版タイトルとして用意されていたものらしくて、もしその案が通っていれば、現在公開されている最新作は「惑星大戦争・理力の覚醒」であったろうか。
「惑星大戦争」に付けられた英語のサブタイトルは、ご覧のとおり「THE WAR IN SPACE」という実に面白味のないものである。

主演は現在の千葉県知事、森田健作さんと当時17歳の浅野ゆう子さん。
二人が乗り込む宇宙船=地球防衛艦の名は「轟天」。轟天という名は「海底軍艦」と同じで、これはつまりSF版の「海底軍艦」である。従って地球防衛艦轟天の艦首にも海底軍艦同様、ドリルが備わっているわけだけど、宇宙船になんでドリルがいるねん、という当然のツッコミを見た誰もがするはずである。まあ、海底軍艦は自分は昔から好きなのだけども。
そもそも、男の子というのはどうも昔からドリルを見ると胸を躍らせるもののようで、サンダーバードのモグラタンクに始まって、そういえば「宇宙戦艦ヤマト」にもドリルミサイルという兵器が登場するし、マジンガ-Zにもドリルミサイルという武器があった。
先日「ベスト珍書」という珍書を紹介している本を読んだところ、ドリルのあるメカを集めた「ドリル大全」という本があるそうで、買おうかと思ってネット検索したところ、思った以上に値段が高かったのでやめた。

轟天の艦長を演ずるのは名優、池部良。三船敏郎がスターウォーズ出演のオファーを断っていた、というのは有名な話だけども、池部良もこのオファーは断るべきだったろう、と思わずにいられない(三船敏郎の出ているスター・ウォーズは見たかったけど)。轟天の艦長役はやはり田崎潤が正解であろう(映画「海底軍艦」の艦長役なのである)。
ちなみに、池部さんが潜水艦の艦長を演じた「潜水艦イ-57降伏せず」という映画があって、これはなかなかの佳作である。

そんなことはともかく、実は自分はこの作品を、公開直後に伊丹市にあった小さな映画館で友人と見た記憶があるのだ。中学3年生のときであった。久しぶりに見てあらためて思ったのは、当時のSFブームに乗っかった作品とはいえ、よくまあ、臆面もなくこんなのを作ったもんだ、である。しかも企画からわずか2ヶ月ほどで完成させたそうで、そのことに感心もしてしまったのであった。

ちなみに同時上映されたのは「霧の旗」で、こちらは松本清張原作、山口百恵さんと三浦友和さんが主演、共演が三国連太郎というミステリーで、「惑星大戦争」と違い、いたってシリアスな、まともな作品である。
思えば昔は、そうした2本立てとか3本立て、という映画のスタイルがよくあった。お正月だと怪獣映画を中心に5本立てとか6本立てなんてものまであったけど、さすがにもうそんな時代ではない。



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by tajiri8jp | 2015-12-24 19:35 | Nikon D700 | Comments(2)
2015年 11月 21日
タイムトラベル
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Nikon D700 Zoom- NIKKOR 28-50mm F3.5

映画「ENTER THE DRAGON」(邦題「燃えよドラゴン」)のタイトルシーン。

この映画が日本で公開されたのは1973年だそうだから、背景に映っているのは、その当時、おそらくは1970年から72年頃の香港かと思われる。
しかし、本当にこれは香港なのかと疑うほど、今とはずいぶん違って見える。当たり前のことながら、香港にもこんな時代があったわけだ。
自分が初めて香港を旅行したのは1993年で、この映像のほぼ20年後。すでにもう超高層ビルが林立していたから、都市の発展のスピードというのは想像を絶するほど早い、とこれはいっていいかもしれない。
そういえば上海の変わりようも同様だし、考えてみれば、自分が就職した当時、30年前の東京も今ほど超高層ビルはなく、新宿西口にようやく2つか3つ建ち始めていただけであった。

この年末の旅は今のところ香港へ行く予定にしているのだけど、本当は、超高層ビルが見当たらず、海にはたくさんのジャンクと水上生活者のボートが浮かんでいる、この映画の中にある1970年頃の香港にタイムトラベルしたいところである。
とはいえ、香港に限らず、今から30年後、50年後の人々はきっと今の自分のように、2015年の風景を見てノスタルジーを感じるはずであるから、ここはそういうことをきちんと肝に銘じた上で、旅あるいは散歩をしたいものだと思う。



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by tajiri8jp | 2015-11-21 21:52 | Nikon D700 | Comments(2)
2015年 08月 20日
2015北海道 ロケ地 sanpo
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OLYMPUS OM-D E-M10 OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL 9-18mm F4.0-5.6

藻琴駅。

駅舎の前に立つ案内板によると、映画「網走番外地」で、健さんたちが雪の網走駅に降り立つシーンで網走駅の代わりに使われたのがここだそうである。
「網走番外地」はアメリカ映画の翻案だそうだが、そりの合わない男二人が手錠に繋がれたまま脱獄行をする話で、子供の頃にテレビの刑事ドラマでも同じようなストーリーのものを見た記憶があって、いずれもパクリといえばパクリであろう。
健さんをスターダムにのし上げたヒット作であるが、健さんが売れる前の企画であるから予算が付かず、そのためモノクロで撮られた作品である。しかし今となればモノクロフィルムの方が雪の中のアクションシーンなどは迫力を増しているのではないか、と思わないでもない。
若き日の健さんの溌剌とした演技が懐かしい映画である。といってももちろんリアルタイムで見たわけではないけど。
網走番外地の話はこちらにも。

ところで以前にも書いたように、昔、1990年の2月に北浜駅へ流氷を眺めに来たことがあって、そのとき寒風吹きすさぶ中、北浜駅からこの藻琴駅まで一人歩いたのは、懐かしい想い出である。
20代の終わり頃のことであったから、自分も「網走番外地」の健さん同様、まだ若かった。もちろん健さんほどカッコよくはないのであるが。



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by tajiri8jp | 2015-08-20 04:27 | OLYMPUS OM-D E-M10 | Comments(2)
2015年 08月 19日
2015北海道 キハを見送る
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OLYMPUS E-620 ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6

「キハの笛は胸の底まで沁みるっしょ」
(映画「鉄道員」より)

藻琴駅。



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by tajiri8jp | 2015-08-19 20:08 | OLYMPUS E-620 | Comments(0)
2015年 07月 30日
計算器
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OLYMPUS E-620 ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6

ウルトラセブン第28話「700キロを突っ走れ!」から。
ウルトラ警備隊のダンとアマギがラリーに参加する話なのだけど、そのラリーカーの中の1シーン。よく見ると、アマギ隊員がタイガー計算器と思しき計算機を使っている。腕にビデオシーバーをはめ、ウルトラホークで宇宙を自在に飛び回る、さすがのウルトラ警備隊もこの時代はまだ電卓ではなく手回し式計算機なのである。
やっぱり今の自分たちは十分に「未来」を生きているといえるだろう。

しかしウルトラ警備隊のことだから、もしかすると、手回し式計算機に見せかけた超小型スーパーコンピュータの可能性もあるか。



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by tajiri8jp | 2015-07-30 06:19 | OLYMPUS E-620 | Comments(4)
2015年 06月 06日
遊覧船がやってきた
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OLYMPUS PEN E-P3 OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL 9-18mm F4.0-5.6

中国の長江で客船が転覆という事故をニュースで知ったとき、連想したのは数か月前に見た映画「ボトム・ダウン」であった。1989年、ロンドンのテムズ川で遊覧船(マーショネス号)が浚渫船と衝突して転覆、情報の錯綜で救助が大きく遅れ、多くの死者を出したという事故を再現した作品。
長江の転覆事故が起こったとき、どこかのマスコミが日本ではこうした事故は起こらないと書いていたけれども、イギリスでもこういう事故をやっているわけだから、何が起こるかはわからない。



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by tajiri8jp | 2015-06-06 06:07 | OLYMPUS PEN E-P3 | Comments(2)