OLYMPUS E-410 ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6
これを撮ったE-410というカメラはもう手元にないのだけど(なにしろデジタルカメラとしてはずいぶん昔の機種だ)、背面のモニターが少々見えにくかったのを別にすれば、なかなかいいカメラだったなあ、と思うことがある。
気に入っていた点は、大きなグリップを備えておらず、デジタル一眼レフでありながら昔の銀塩一眼レフのような取り回しのいい、そのサイズであった。オリンパスはその後フォーサーズ、さらに一眼レフからも撤退して電子ファインダーのマイクロフォーサーズに移行してしまっただけに、今もたまにもう一度買いたくなるカメラである。(ちなみに、
E-620も一度手放したあと、再び買ったのであった。)
本当のところは、自分としてはニコンに、フルサイズでなくてもいいから昔の銀塩カメラのような、デジタル版の「リトルニコン」を出してほしいのだけど、Zシリーズが出始めたのを見ると、どうやらそれは叶わぬ希望らしい。