Nikon D7200 AF NIKKOR 50mm F1.4D
金曜日にやってきたD7200に単焦点レンズを装着し、土曜と日曜の散歩に持ち出したのだけど。
やはりD700より軽いし、シャッターも小気味よく切れ、なかなか快適である。さすがに知らぬ間にデジタル一眼レフもしっかり進歩している。
もちろんD700とは操作方法に違う部分があって、形が似ているだけにまだ多少戸惑うところはある。が、これはかつて国産車から輸入車に乗り換えたとき、ウィンカーレバーとワイパーの操作レバーの位置が逆になったときの戸惑いに比べれば、危険でもないし全然たいしたことではないのだ。
ただ、ファインダーの接眼部、アイピースというのか、これは丸形こそがニコンの一眼レフ、というイメージがあって、自分などは昔、その丸形ファインダーに憧れたものだけど、D7200は丸くなくてそこが残念。ニコンとしてはフラッグシップ機との外見上の差別化をこういうところに施しているといったところであろうか。
そういえば、かつての日産スカイラインというクルマは、2000ccモデルは伝統の丸形テールランプなのに、1800ccモデルには角形テールランプを使っていて、自分の父親が所有していたのは角形であったから、悔しい思いをしたものであった。その後、自分が就職して丸いテールランプのスカイラインに買い替えたとき、具体的にいえば自宅の前にやってきた新しいスカイラインに丸いテールランプが輝いてるのを見たときは、少々感動すらしたのであった。
今、初めてニコンの一眼レフを買おうという若者には、そんな憧れがあるんだかどうなんだか。