OLYMPUS E-620 ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6
前のエントリで紹介した、湖のことをかつては「うみ」と呼んだという司馬遼太郎の話で思い出したのは、かつての大横綱北の湖であった。自分の中で湖=うみというのにまったく抵抗がないのは、北の湖のおかげである。
北の湖は北海道壮瞥郡の出身であったから、四股名の湖というのはきっと
洞爺湖のことであろう。琵琶湖でないのは確かである。
まあしかし、北の湖(みずうみ)といえばその代表はやはり摩周湖だろう。今はなき北海道出身の作家、渡辺淳一も「湖の王者」と書いているくらいであるし。ここは学生のとき以来、通算すれば自分の人生でもっとも長い時間眺めた湖かもしれない。
本当は、叶うのであれば世界の他のいろいろな湖をもっと眺めに行きたいところではあるけど。