2017年 08月 08日
みずうみ 2
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Nikon D700 AF-S NIKKOR 24-85mm F3.5-4.5G

いったいに、湖という日本語は、明治以前にはなかったのではないか。LAKEという外来語が入ってきてその翻訳語としてミズウミという日本語ができ、大正期を経て定着したのではないかとおもわれる。われわれが湖とか湖畔という言葉に歌謡曲的な適度なハイカラさを(たとえば長崎のオランダ坂といったものと同類の感覚を)もつのは、それが伝統的な日本語でなく、翻訳語であるためかもしれない。
『広辞苑』(第二版)の湖の項をひくと、
「水海の意。周囲を陸地でかこまれ、直接海と連絡のない静止した水塊」とある。
この「静止した水塊」のことを明治までの日本語では単にうみとよぶことが多かった。
(司馬遼太郎著「街道をゆく 北国街道とその脇街道」より)

自宅にある広辞苑(第五版)を開いて見ると、やはり同じことが書いてあった。
湖のことを単にうみと呼ぶようになったのは、都のすぐ近くにあるこの水塊が海のように大きかったためではないか、と琵琶湖を眺めていると思えてくる。

日曜日、ただ琵琶湖のこの水面を見るために滋賀県長浜市までクルマを走らせてみた。
母が滋賀県出身のため、子供の頃、夏にこの写真を撮った近くで泳ぐことが時々あった。思い出のうみである。
まだ小さかった自分が初めて琵琶湖の水泳場にやってきたとき、「大きなプールやなあ」といったらしくて、今も親戚の笑い話に出ることがある。
誰しも初めて海に入ったときは、海水の塩辛さに驚くだろうけど、一見、海のように広い琵琶湖の水は淡水であるから、当然ながら口に入ったところで一向に辛くない。大きなプールという表現は、あながち間違いでもないわけである。





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by tajiri8jp | 2017-08-08 16:11 | Nikon D700 | Comments(4)
Commented by Photo-Lover777 at 2017-08-09 06:40
おはようございます。琵琶湖は。私も大好きです。カメラを始めてから、頻繁に
行くようになりました。周りに残る歴史と文化も京都ほど、洗練されず、素朴に
残っているのが何とも言えず、大好きです。
Commented by tajiri8jp at 2017-08-10 06:18
Photo-Lover777さま
そうですね、おっしゃるように京都ほど観光地化されていなくて、いいところですね。歴史は京都に引けをとらないとろですし。
わたしもあらためて滋賀に目を向けようかと思います。
Commented by keizo-f at 2017-08-10 09:51
先日、メキシコの写真家と集まってご飯食べる機会があったんですけど、NIkon DSLRの名機は?という話題ではD700をあげる人が多かったです。「剛性感とシャッターの感触」を理由にあげていました。確かに昨今は静かなシャッターがもてはやされますが、クルンとミラーショックをいなすような「精密機械」という感じがしていいカメラだと思います。さて、D850はどうなるんでしょう?
Commented by tajiri8jp at 2017-08-10 18:54
keizo-fさま
そろそろ現行の機種(D810とかD750あたり)を買う時期かなあ、と思っていましたが、そう聞くとまだこれで頑張ろうという気になりました(笑)。
確かに性能的には大きな不満もありませんし、いいカメラだと思います。最近のモデルに比べると重いのがちょっと難点ですが。
D850はきっとわたしには縁のないカメラだろうと思います(笑)。
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