Nikon D700 AF-S NIKKOR 24-85mm F3.5-4.5G
兵庫県朝来市にある多々良木ダム。
石を積み上げて造られたロックフィルダムである。この形式のダムでは長野県にある高瀬ダムが日本一の背の高さを誇っており、そちらは2011年に見に行ったことがある。→
こちら。
高さではその高瀬ダムに劣る多々良木ダムだが、隣にある黒川ダム(こちらもロックフィルダム)とのコンビで生み出す電気の量は高瀬ダムを上回り、ロックフィルダムとしては日本一の発電量なのだそうである。
多々良木ダムのすぐ下にはなぜか美術館があって、ダムの石積みが、現代彫刻が展示された美術館の庭の一部のようになっているのが面白い。
黒川ダムの下には日帰りの温泉があって、ダムのすぐ下にある温泉という点では岡山県の湯原温泉に似ている。
湯原は美作三湯の一つに挙げられる有名な温泉であるが、昔訪れたとき、ダムを見ながら露天風呂に入るのを少し奇妙に思ったことを覚えている。それがもし普通のコンクリート製のダムではなく、ロックフィルダムであれば印象が少し変わったかもしれないと思ったりする。