2016年 08月 27日
樹間
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Nikon D700 SIGMA 24-135mm F2.8-4.5

宮城県は松島。瑞巌寺で。

「このあと、芭蕉は臨済宗の大刹瑞巌寺へ行っている。私どもも訪ねた。政宗が、京の工匠たちをよんで桃山ふうに仕立てた建築だけに、華麗なものである。境内に霊気があり、老杉が多く、洞窟も多い。(中略) くりかえし惜しまれるのは、松島においても瑞巌寺でも、芭蕉は句をつくらなかったことである。」
(司馬遼太郎著「街道をゆく 嵯峨散歩、仙台、石巻」より)

瑞巌寺はたしかに、桃山風の見事な寺である。さすが伊達政宗、といった感がある。しかしその一方、岩に掘られた仏さまなどを見ていると、古い時代から信仰の地だったのだなあ、と感心もする。
しかし松島を訪れたのは二度目であったが、どこがいいのかはよくわからない。司馬遼太郎も「街道をゆく」に誰もがそういう、と書いている。
松島というのは古典文学によってつくられた名声であり、日本三景などというものは、都から遠くにあって、行かずして思うものであるからこそいいのだ、という司馬遼太郎の説に大いに納得する。




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by tajiri8jp | 2016-08-27 20:22 | Nikon D700 | Comments(2)
Commented by RYO-JI at 2016-08-27 21:46 x
松島は私もそう思いますね。
遊覧船に乗って見れば印象が変わるかもしれませんが、
第一印象がイマイチだったのでもう訪れる機会もなさそうで・・・。
天橋立も似たような感想でした。
唯一、宮島だけは再訪したい場所ですね。
Commented by tajiri8jp at 2016-08-28 05:11
RYO-JI さま 
前回は遊覧船に乗ったのですが、天気があまりよくなくて、それで一層印象があまりよくないのかもしれません。
宮島については、かつて訪れたのがわたしの「デジタル夜明け前」だったこともあり、もう一度行って、じっくり写真散歩したい気持ちがわたしにもあります(笑)。
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