2016年 03月 08日
伊勢・鳥羽散歩 旅館街
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Leica M4-2 Elmar 50mm F2.8

JR鳥羽駅から夫婦岩のある二見興玉神社までの道は、昔ながらの旅館街で、古びた立派な旅館が立ち並んでいる。しかし、賑わっている様子はない。どの旅館も、所々にある土産物屋も寂れ気味で、歩いている人はほとんどいない。
とある一軒の土産物屋の前で、店の奥から、「どうぞ寄ってってください」と呼びかけるおばあさんの声が背中に聞こえたときは、素通りするのがなんだかとても悪いことをしているような気になってしまった。

二見興玉神社の近く、海の見えるところまで歩いてきたとき(この写真を撮ったあたり)、昔、小学校の修学旅行で泊まったのは、この辺の旅館ではなかったろうか、と古い記憶がかすかに蘇った。そのときは確かめようがなかったので、帰宅後、家にある小学校の卒業アルバムを開いてみると、修学旅行の簡単な日程が載っており、宿泊した旅館の名が書かれていた。グーグルマップで検索すると、やはり記憶の通りであった。もしかするともう廃業しているのでは、と思ったが、まだ営業されているようである。宿のHPを見ると、明治20年創業の老舗とある。二見興玉神社のすぐ近く、海の見えるなかなかいい場所にある宿である。
アルバムの中には、ガキの分際で、宴会場のような大広間に並んでお膳で夕食をとっている写真もある。下手すると、ビールかお銚子の1本くらいは注文したヤツが中にはいたかもしれない。
前もって知っていたら、この旅館に泊まったのに。



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by tajiri8jp | 2016-03-08 20:12 | LEICA M4-2 | Comments(4)
Commented by H.O at 2016-03-09 05:14 x
ちょっと寂しくなってしまった旅館街のお話は残念でありますが、小学生の頃の記憶をたどって行かれた旅はいいですね~。
お膳と言えば、子供の頃はお膳が苦手でしたね~^^; 今は食べたくても食べれないご馳走なのですがw
Commented by tajiri8jp at 2016-03-09 19:23
H.Oさま 
海外ではなかなかないでしょうねえ。
自分の母親が子供の頃は毎日そうだったそうですから、それを聞いたときは時代を感じました(笑)。
Commented by keizo-f at 2016-03-12 09:11
萎びた感じがフォトジェニックではありますが、観光客が喜ぶものかどうかは微妙なんでしょうか。
東京でも下町の谷根千はノスタルジックな様相が受け観光客だらけなのですが、本当に萎びてしまった街との境がどこかにあるのでしょうね。
Commented by tajiri8jp at 2016-03-13 05:03
keizo-fさま 
考察に値する話かもしれませんね。東京という地の利もあるでしょうか。
それにしても、高度経済成長とかバブルの頃の負の遺産としての寂れた観光地というのは、日本中にたくさんありますね。
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