Leica M4-2 Elmar 50mm F2.8
京都文化博物館別館で。
かつて日本銀行京都支店だった建物。外観は東京駅などと同じ、辰野金吾の手になるいわゆる辰野式。
内部に入ると当時の受付窓口が再現されていた。木製で、触ってみると上下スライド式の小窓は任意の位置にぴたりと止まるようになっており、丁寧な造りに感心する。近頃の簡単なプラスティックの窓口とは大違いだ。
こういうのを見ると、日本人はどうもいつからか、丁寧にいいものをつくって、それを長く大事に使うという考えを忘れているような気がしてしまう。
先月(9月)のシルバーウィークのある日、京都市の三条通を散歩。
三条通は、あちらこちらにいわゆる近代建築の建物が残っており、歩くと楽しい。色々ななお店もあるので、妻はそれらを見て歩くのも楽しいようだ。