OLYMPUS STYLUS 1
解散風ではなく、秋の風に揺れていた蜘蛛の巣。
「何かを求めて振り返っても、そこにはただ風が吹いているだけ」という歌があったけれども、自分の人生を振り返れば、いつも吹いていたのは臆病風ばかりであった。
蜘蛛という生き物は、ここぞという場所に網を張ると、あとはただ獲物がかかるのを待つばかりで、どのポイントを選ぶかに、きっと独特のノウハウがあるのだろうけども、今のご時世、待つばかりの商売で景気はいいんだか悪いんだか。
妻がいたずらで葉っぱを網にかけようと何度かトライしたが、うまくいかず。しかし遊ばれる蜘蛛は大変である。
蜘蛛の巣に引っかかっていた女の子は
こちら。