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2014年 03月 23日
記憶の欠片
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MINOLTA α-9

デジタルカメラを使うようになる以前、リバーサルフィルムを主に使っていた頃、写真をデジタル化するのにコダックのフォトCDを利用していたので、それを開くためImage Pac Viewer というソフトを利用していたのだけど。
パソコンが変わったので再度ダウンロードする必要があると思い、コダックのHPを見たところ、Windows 8 対応のものはもう用意されていないのであった。つまり、そのCDの写真を見ることはもうできないらしい。ある程度予想していたことではあったが、残念である。すでにパソコンのHDDに移しているものもあるけれど、多くの写真をあらためてスキャンしなおす必要があるかもしれない。
コニカミノルタのフィルムスキャナーもメーカーサポート終了でOS が変わったときに使えなくなったし、電脳製品というのはこういうところがまったく、なんだかなあ、である。
ただ、幸いなのは、デジタルの画像と違って、我が家の書棚にはフィルムという実体がちゃんと残ってはいること。最悪、もしもパソコンがなくなっても、「手のひらを太陽に」じゃないけれど、フィルムを太陽に透かして見れば、ちゃんとあの日の光景を見ることができる。
記憶の欠片は所詮、欠片ではあるけれども、大切な欠片。

やっぱり思い起こすのはこれ



by tajiri8jp | 2014-03-23 08:51 | MINOLTA α-9 | Comments(2)
Commented by cobag2 at 2014-03-23 09:54
こんにちは、
まったくその通りで OS が新しくなるたびに置き去りにされてるような気がしてなりませんね^^;
私は Mac 使いですが Lightroom5 も以前の OS では使えないとか言われました。
Kodak の凋落はいかにもアメリカらしい経営の産物なのでしょう、
私見ですがおよそプロと呼ばれている方々にもその責任の一端はあると
(特に日本の場合)痛感してますが・・・・。
久し振りに聞いたフォトCD、いろいろと考えさせられた1枚でした^^
Commented by tajiri8jp at 2014-03-23 11:08
cobag2 さま 
こんにちは。
ソフトをダウンロードしようとコダックのウェブサイトを見て、なんだかとても寂しい気分になりました。
デジタル時代のデータ保存ということについても考えさせられますし、フィルムの将来が本当に心配です。
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