MINOLTA α-9
デジタルカメラを使うようになる以前、リバーサルフィルムを主に使っていた頃、写真をデジタル化するのにコダックのフォトCDを利用していたので、それを開くため
Image Pac Viewer というソフトを利用していたのだけど。パソコンが変わったので再度ダウンロードする必要があると思い、コダックのHPを見たところ、Windows 8 対応のものはもう用意されていないのであった。つまり、そのCDの写真を見ることはもうできないらしい。ある程度予想していたことではあったが、残念である。すでにパソコンのHDDに移しているものもあるけれど、多くの写真をあらためてスキャンしなおす必要があるかもしれない。
コニカミノルタのフィルムスキャナーもメーカーサポート終了でOS が変わったときに使えなくなったし、電脳製品というのはこういうところがまったく、なんだかなあ、である。
ただ、幸いなのは、デジタルの画像と違って、我が家の書棚にはフィルムという実体がちゃんと残ってはいること。最悪、もしもパソコンがなくなっても、「手のひらを太陽に」じゃないけれど、フィルムを太陽に透かして見れば、ちゃんとあの日の光景を見ることができる。
記憶の欠片は所詮、欠片ではあるけれども、大切な欠片。
やっぱり思い起こすのは
これ。