OLYMPUS E-620 ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6
神戸の長田区。この路地を入ったところに腕塚がある。
源平合戦で平忠度が討たれたのがこのあたりで、腕塚とはそのときに切り落とされた腕を埋めた跡だそうである。墓碑に触れると腕や腰や足の痛みが治るらしい。自分も触っておけばよかった。
ちなみに平忠度(たいらのただのり)は、鉄道関係でいわゆるキセル乗車、無賃乗車の客のことを指す「さつまのかみ」という隠語の語源となった武将として知られる。平忠度の官名が薩摩守だったからである。
それはともかく、神戸というのは子細に歩くと平家の怨念が漂ってそうな街である。