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2011年 03月 07日
長田散歩 腕塚
長田散歩 腕塚_c0181552_4483245.jpg

OLYMPUS E-620 ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6

神戸の長田区。この路地を入ったところに腕塚がある。
源平合戦で平忠度が討たれたのがこのあたりで、腕塚とはそのときに切り落とされた腕を埋めた跡だそうである。墓碑に触れると腕や腰や足の痛みが治るらしい。自分も触っておけばよかった。

ちなみに平忠度(たいらのただのり)は、鉄道関係でいわゆるキセル乗車、無賃乗車の客のことを指す「さつまのかみ」という隠語の語源となった武将として知られる。平忠度の官名が薩摩守だったからである。
それはともかく、神戸というのは子細に歩くと平家の怨念が漂ってそうな街である。



by tajiri8jp | 2011-03-07 05:05 | OLYMPUS E-620 | Comments(2)
Commented by 不思議な世界旅行 at 2011-03-07 21:00 x
平忠度さんは悲劇の人物であると同時に
面白いジョークの種にもなっているようですね。
怨念のみならず文化の香りが漂っている気がします。
Commented by tajiri8jp at 2011-03-07 21:24
不思議な世界旅行さま
腕を切られ、首を切られたうえに、まさかこんな洒落でも名を残すことになるとは思わなかったでしょうね。
文化の香りというのはやはりなんだかんだいってこの時代の歴史の表舞台は西日本だった、ということでもあるでしょうか。
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