Canon PowerShot G10
近いうちにLEICA X1というカメラが登場しそうです。(
こちら)
どうやらレンズ固定式で、APS-CサイズのCMOSセンサーを搭載したカメラのようです。かつて銀塩のコンパクトに、ミニルクスやCMという単焦点レンズ搭載のカメラがありましたが、それに相当するものでしょうか。
Lマウントのレンズ交換式だったらずいぶん面白いところですが、メーカーにそんな酔狂なことをする余裕はないでしょう。
自分は以前にバルナック型のデジカメが欲しい、と書いたことがあるのですが、画像を見ていますとそれにけっこう近いものを感じまして、これはかなり物欲をそそる存在です。
(ちなみにM型よりもバルナック型の方がデジカメに向いていると考える理由は、バルナック型には巻上げレバーが存在しないので、デザイン上のおさまりがいいからです)
バルナック型のデジカメが出るならレンズは最初のライカにちなんで固定式の50ミリ相当でいい、と思っていましたが、X1はどうやら35ミリ相当のようです。が、35ミリの方が実際には使い勝手がいいので、これはこれでよしとします。
問題は大きさ、重さ、実際に手にした時の感触が現代のバルナック型ライカといえるものかどうかですが、これは実物の登場を待って触ってみるしかありません。バルナック型ライカの道具としてのサイズは実に絶妙なもので、それとまったく同じものを求めるのは無理でしょうけれど、近いことを期待したいものです。
それと、これをいわばライカ1型になぞらえるとすると、ライカのその後の進化をなぞって、トップカバー上に距離計が乗った、2型、3型が出るのでは、というごく微かな期待もあります。
ただ、自分にとっての最大の問題はいうまでもなく、販売価格がどれくらいになるのか、ということですが、買えない理由としていつも挙げる「お金がないから」というのは実は一つのいいわけで、家やクルマといった絶対に必要と考えるものは借金してでも買うわけですから、本当に欲しい、と思えば何とかすることになるでしょう。
とりあえず今は楽しみに待つとして、今年はどうやら物欲の秋になりそうです。